【廃棄残布はゴミじゃない】
この思いを大切に、私たちに何ができるのか。
布製品の制作過程で
「繰り返し試作されるサンプル品」 「色・質感・デザインの相違」
「厳しすぎる品質基準」「過剰製作」「傷や汚れ」「縫製不備」「裁断くず」など
様々な要因で発生したアイテムは倉庫に保管され、後に廃棄されています。
日常で廃棄残布を目にする私共でも「まだ十分に使える物」を捨てることに罪悪感を覚えます。
【廃棄残布はゴミじゃない】
この思いを大切に、私たちに何ができるのか。
廃棄残布のアップサイクル・リユース
デザイン確認のサンプル品制作はどうしても必要なこともあります。けれど、生地の手触りや質感、イメージの確認のためだけであれば、提供して頂いた廃棄残布を利用させて頂くことでサンプル品の制作を最小限に抑えます。
商品を無事にお届けすることが第一ですので、やむを得ず市販の梱包資材を使用する場合もありますが梱包資材・緩衝材はできる限り廃棄残布を使用します。梱包資材として同梱されていた廃棄残布は好きな大きさにカットして掃除用ウエスとして最後までご活用いただけたら嬉しいです。
ポリエステル素材の場合は皮靴や水周りのシンクや水栓を磨くとピカピカになります。
生地端切れ、ロール反端切れなど大きな生地面積を必要としないアイテムの製作等に『使用したい』と望まれるものをできるだけ格安で販売し、多くの方にご活用して頂く。
近年、家庭で風呂敷を使うシチュエーションが少なくなっていますので風呂敷遊びを取り入れると、子どもは新鮮な気持ち遊ぶことができるかもしれません。
風呂敷は布一枚でイメージが広がり、各年齢に合わせた多様な遊びには知育要素がいっぱいです。
布が平面から立体になったり、結んで物を入れられるなどの形の変わる面白さ。
折ると正方形が正三角形なったり、対角線の方向を合わせて結ぶ考え方や図形の勉強にもなります。
また、小学校の家庭科の授業に使われる布生地は、製作キットとして購入するのが主流です。
製作キットなので、完成品を正確に作ることが目的となり自由な発想や創造性に欠けてしまいます。
廃棄残布を提供させて頂き、子供達の自由な発想で失敗を恐れずに好きなものを作る体験にお役立ていただきたい。
SDGsを意識した家庭科の授業への取り組みのご協力が出来るならこんなに嬉しいことはありません。
※アップサイクルとは?
アップサイクルは、これまでのリサイクルのように「原料」に戻して資源として再利用するのではなく、元の製品として「素材」をそのままで廃棄物に新たな価値をもたせること。
リサイクルでは原料に戻したり、素材に分解したりする際にエネルギーが使用されるため、リサイクルよりも地球への負荷を抑えることができサステイナブルであるとされる。※リユースとは?
使わなくなったものを加工せず、無駄な資源をそのまま再利用し消費すること。
このようにまずは簡単に取り組めるものから、製作の際に出た廃棄残布に新たな価値を持たせ、活用することを京都のれんに任せて頂きたい!
【廃棄残布はゴミじゃない】
この思いに共感して頂けるお客様はきっといらっしゃるのではないか?
お客様に直接お伺いしてみよう!
そこで、京都のれんでは2024年2月1日より、《廃棄残布提供ご協力》カートを稼働させて頂きます。
オーダー製作ご注文の際に《廃棄残布提供ご協力》カートを「ポチッ」とするだけでお客様の商品制作過程で出た廃棄残布はゴミではなくなります。
ご協力頂いたお客様には通販サイト内で使えるポイントを100Pプレゼントさせて頂きます。
心ばかりですが私共の思いにご協力頂きました感謝の気持ちです。
オーダー風呂敷製作ご注文の際には、是非とも《廃棄残布提供ご協力》カートをご覧ください。
>>>>>> ご活用事例/お客様のお声
[アップサイクル] | 早稲田佐賀中学校・高等学校「サスティナ部」様 |
文化祭の活動の一つとして、残布を使用して”アップサイクルポーチ”を製作・販売されました。
残布がステキな作品に見事に生まれ変わり、私たちもとても嬉しく拝見させていただきました。