SDGs(持続可能な開発目標)に向けて京都のれんの風呂敷事業への取り組み
京都のれん株式会社のCSR(社会的責任)は、『従業員・顧客からの信用を得るための社会貢献』という考えたで運営してきましたが、新たにSDGsの考え方こそが京都のれんの社会的責任だと考え、より豊かな資源を未来に残すことや限りある資源を大切にすることなど具体的に行える事業実現に向けて当社の企業理念の「あなたのためにできること」を考え続けることを柱に取り組みを開始しております。邁進していまいります。
持続可能な開発目標SDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり,日本としても積極的に取り組んでいます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html※外務省公式ホームページより抜粋
2020年7月1日よりレジ袋有料化の影響や、元来あったエコの視点とサスティブルの視点で現在注目されている風呂敷をさらに昇華できないかと考え、
2020年7月エコイストというペットボトル99%再生繊維の風呂敷を開発しました。
3巾サイズ約1枚あたりペットボトル約4.3本を再利用する風呂敷『エコイスト』ー
2020年7月発売以来約約5000枚以上のご注文をいただきました。(2020年12月現在)
「エコイスト」は生地1㎡あたり一般的な500mlペットボトル約4.3本分を再生 して作られます。
- 100cmサイズの風呂敷ならば、約4.3本分
- 90cmサイズの風呂敷ならば、約3.4本分
- 70cmサイズの風呂敷ならば、約2.1本分
のペットボトルが風呂敷を作るごとに再利用されていることになります。
これまでのご注文をペットボトルに換算すると、約17,000本(※注1)もの500mlペットボトルを再利用したと考えることができます。
非常に微力ではありますがかぎりある資源を守ることに少しはまだまだわずかではありますが、私たちが環境のためにできる、大きな一歩でもあると自負しております。
またレジ袋削減の根本である海洋汚染やプラスチック製品を減らすことにもつながっております。
またそのエコイスト風呂敷に撥水加工を施し、より使いやすく今まで風呂敷をもっていない人にも
お求めやすくメーカーとして定価安く設定しました。
水を汚さない昇華転写(インクジェットプリント)を積極導入
通常布を染めるという製作工程では必ず水を汚す作業がでてしまいます。
その中で無公害で水を一切必要としない染色法で当社メイン風呂敷は昇華転写形式にてふろしきを製作しております。
また現在オーガニックコットンを使って特殊技術で昇華転写で作る商品も開発中です。
働くスタッフと共に
- 定期健康診断100%実施 法定健診のみならずオプション検査も会社負担
- インフルエンザ予防接種費用の会社負担
- 有給休暇の承認率100%※創業以来即時許可
風呂敷をもっと身近にいろんなデザインを社会へ
他社からのデザイン持ち込みでの風呂敷製作を早くて1週間にて製作しております。
もっと身近に感じほしい想いに、お客様が求めるスピードに対応しております。
普及活動にも力をいれております。当社でお買い上げいただいた風呂敷には簡単な風呂敷のつつみ方のリーフレットを無料にて
お配りしております。また当社製品をお買い上げ頂いていない場合でも学校や公的施設などの非営利組織様には
無償にてつつみ方の冊子やホームページのつつみ方の説明部分をお使いいただいております。
詳しくはお問合せ下さい。
障がい者施設(作業所)と取り組むあづま袋
障がいのある方たちが働いている手作業の作業所に当社ちりめんあずま袋を製作していただいております。
その他作業も納期が十分にある手作業を積極的にお願いしています。
少しずつではありますが、当社京都のれんの企業理念にもあるこれからも「布」をツールに「あなたのためにできること」を考え続けます。
京都のれん株式会社 一同