京都のれんのお客様によくお問合せをいただく手ぬぐいについて、ご提案できる手法をまとめました。
通常手ぬぐいは白生地を何枚か重ねて注ぎながら染める注染(ちゅうせん)が一般的です。
注染は一度に何枚も染められるところと手捺染(てなっせん)に比べてコストが安いところが魅力の一つです。
てぬぐいの染色前工程
手捺染は1枚1枚型を使い染色していき、細かい柄が染色できるところと裏への色の浸透が注染より優れているところが魅力の一つです。
当社では手捺染技法にて染色しております。
それは京都特有の染色や表現のこだわりを一番出せると思うからです。
京都手ぬぐい染色光景
手ぬぐいの製作料金 デザインによります
価格参考
型代 1枚につき20,000円~
最低ロット 300枚以上 @700円~
納期 型製作1週間 試作5営業日 本生産 3週間 ※時期にもよります。
てぬぐいの魅力
1、吸水力と保水力 ※なお糸の特性上、水にぬれると強度が増します
2、保水力があるのにも関わらず、両端がきりっぱなしのフリンジの為乾きやすく気化熱による冷却効果がある
3.かさばらなく非常に軽い
4、ガシガシ洗濯OK その後の風合いを楽しむ
5、使い勝手がよいタオル代わり、ハンカチ代わり、バンダナ代わりなどその人によって使い方無限大
〇手ぬぐい仕様について
サイズ : 約90cm×35cm
素材 : 綿100%(特岡)
生産 : 日本(京都)
両端 : きりっぱなし
手ぬぐいがきりっぱなしの理由
- 両端がきりっぱなしであると、乾きが早く(濡れている時間が短いため)雑菌の繁殖を抑えます。
- 両端の生地の縫い込みに汚れやほこりが溜まりにくく衛生的です。
- 生地目で綺麗に避け、応急処置などの包帯代わりに活用できます。
手ぬぐいの取り扱い
- はじめての洗濯は色移りの可能性がございますので、単体で洗濯することをおすすめします。
- 毎日洗濯してもOK、ほつれは次第になくなります。
- ほつれはおおよそ1cm程度で綺麗に止まります。ほつれの凹凸が気になる方はハサミでそろえてカットすると綺麗に収まります。