「金魚と鹿の子」のデザインについて
ポリエステルの中でも少し光沢のあるエステルシャンタンを使用した風呂敷です。
エステルシャンタンとインクジェットプリントの特徴である鮮やかな色彩表現によって
金魚の尻尾の細部まで見事に表現されています。
同柄ながら、生地違いのメロンアムンゼンの柔らかな色合いとぜひお好みでお選びください。
日本独自の『アムンゼン生地』|その特徴や由来は?
「アムンゼン生地」という言葉をご存知でしょうか。
日本独自のザラザラとした手触りの生地で、エレガントな印象を与える記事です。
「アムンゼン」という言葉を聞くと、まるで外国の生地のようなイメージが連想されますが、実は愛知県尾州で生まれたものです。
それまでは染める事が出来ないと思われていた素材を、染める技術が開発された事で発明されました。
そのため1911年に南極探検に成功したノルウェーの探検家「アムンゼン」にちなんで命名されたのです。
「アムンゼン生地」の表面は梨の皮のようにざらりとした手触りで、でこぼことした模様を表現しています。
細かい織目が特徴で、その感触はドレープ感があり高級感が漂います。現在では様々な糸で「アムンゼン生地」が作られており、綿・混紡・化学繊維など様々な素材によって布地が生まれています。
厚手ではなく、薄くて軽いのが特徴のため幅広い用途で用いられる事も特徴です。
伸縮性があり光沢を帯びた見た目は、風呂敷などに最適と言われています。
和風の金魚柄と鹿の子柄の融合した風呂敷
風呂敷は日本独自の包みで、現代でも多くの人に利用されています。
風呂敷に使用する生地は、伸縮性があり丈夫なものが好まれます。
また、和風らしさを感じさせる見た目であることも非常に喜ばれます。
「アムンゼン生地」はこのような用途に最適な布地です。表面のしぼは、張り付きがなくさらりとした感触をもたらします。
鹿の子のように手軽に使用出来て、なおかつ高級感と光沢のある「アムンゼン生地」は涼やかな印象を与えますから、金魚などの模様の風呂敷がお勧めです。
薄手で軽めであるという特徴からも、持ち運びやすく涼やかな印象を与えるでしょう。
まるで日本画のような美しさをもった和風の金魚柄と、水泡をイメージするような鹿の子模様を表現するには、「アムンゼン生地」が最適です。
和柄の衣装にもよく似合い、季節感を演出するのに多いに役立つ風呂敷となります。
柔らかな発色と手触りに、日本の文化の良さや上品さを感じさせるアイテムになる事間違いありません。
サイズと素材から選ぶ
サイズ | 素材 | 詳細 |
2巾(70×70cm) | ポリエステル100%(エステルシャンタン) | 通販はこちら |
金魚と鹿の子 シリーズ




生産 |
日本製 |
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デザイナー |
杉田 扶実子 |