「花籠」のデザインについて
籠いっぱいに活けられた色鮮やかで美しい花。そんな美しい花籠がそのまま風呂敷になりました。
包んでいただくと、美しい花籠の出来上がり。お部屋の中でパッと明るくなるような。
そんな気分にしてくれる風呂敷です。
籠いっぱいの花があしらわれた花籠デザインの風呂敷
古今東西より彼岸花は、迷信からも忌み嫌われた植物であり、実際には贈答などの面では一切、用いることがない花の一つです。
しかし細長い花弁からも色鮮やかな感じで花を咲かせ、しかも遠くから見ると和ませる雰囲気があり、秋のお彼岸のシーズンの季節を感じさせる花としても愛着を持たれることもあります。
毒花ともいわれているように、毒があるため、虫や動物などがよりつきにくい植物であることも確かで、虫よけに利用するなど使い道もあったのは事実です。
他にも彼岸花の球根をすりつぶして、それを湿布薬として患部に貼るなどすることも可能で、栽培を奨励されていたこともあります。
もっとも風呂敷のデザインには優れており、その花籠でも独特の形状をした花弁をデザインするとひと際、目立つ風情が見られることでデザイン性にも優れた花です。
風呂敷を広げた時に彼岸花が存在すると、それだけでアクセントがあるので、賑やか雰囲気で美しさを感じさせるデザインとなります。
花言葉や別名は?彼岸の時期に咲く彼岸花
彼岸花は7~10月を開花時期に持ち、花が咲いたのちに葉が伸びるという特徴を持っています。
原産国は日本や中国になり、秋に花を咲かせるとしても定着しています。
一般的な花とは逆の形で成長していることもあり、それが咲いているのに葉自体を見られることができず、古来の人は不吉さを感じさせる存在としても意識されてきました。
秋のシーズンに咲きますが、葉が発生するのは4~5月ごろにかけて成長し、濃い緑色の状態で伸びるのが特徴的となります。
花言葉は色別に分かれており、白色が「思うはあなた一人」・「また会う日を楽しみに」で、赤色が情熱・独立・再開・あきらめです。
他に黄色が追想・「深い思いやりの心」・「悲しい思い出」となります。
また彼岸花の別名は数が多く、曼珠沙華・死人・地獄・幽霊・剃刀・狐・捨子の花と呼ばれます。
それだけでなく毒・痺れ・天蓋などの花と呼ばれることも多いです。
別名からも総体的に忌み嫌われる名前で呼ばれることが多いのが特徴的になります。
サイズと素材から選ぶ
花籠 シリーズ
生産 |
日本製 |
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デザイナー |
杉田扶実子 |