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余り生地から新たな商品を生み出す~京都のれんのアップサイクル商品~

 

 

風呂敷やのれんを制作する際には、デザインをプリントした生地の余白部分や反物の端切れ等、

様々な余り生地が多く発生します。

 

生産過程で出てしまうこうした余り生地は「残布・残反」と呼ばれ、

使いきれずに残っただけで、十分に使用できる良質な生地にもかかわらずそのまま廃棄・焼却処分されてしまいます。

 

こうした余り生地を使って私たちに何かできることは無いか?

 

京都のれんでは ”廃棄残布はゴミじゃない”の取り組みの一つとして

余り生地を廃棄せずに活用し、デザイナーと縫製職人の協力により作ったアイテムを日々発案することに取り組んでいます。

 

余り生地を無くすだけではなく、新しい商品の開発やアイデアの発見にも繋がる ”アップサイクル商品” を通じて、

これからもワクワク感を大切に、モノ作りに取り組み続けます。

 

※アップサイクルとは?
アップサイクルは、これまでのリサイクルのように「原料」に戻して資源として再利用するのではなく、元の製品として「素材」をそのまま活かして廃棄物に新たな価値をもたせることをいいます。
リサイクルでは原料に戻したり、素材に分解したりする際にエネルギーが使用されるため、リサイクルよりも地球への負荷を抑えることができサステイナブルであるとされています。

 

~アップサイクル商品ができるまで~

 

アップサイクル商品はどのようにして制作されるのか?

今回新たに発売しました「名画ブックカバー」を例にご紹介します。

 

~プリント生地の余白部分から作る~ 『名画ブックカバー』

▼▼インクジェットプリントでのれんや風呂敷を制作する際には、プリントした生地の端に、使い切れない半端な余白部分が発生します。

▼▼こうした余白部分を余すことなく最大限活用できるよう、余白部分に収まるサイズの新しい商品を企画・デザインし、一緒にプリントします。

 

▼▼職人の手により裁断・縫製して仕上げます。

 

 

▼▼もともと廃棄されていた生地の余り部分が、新しく「名画ブックカバー」として生まれ変わります。

 

 

 

生地は綿や麻等の天然素材を中心に使用し、色鮮やかなインクジェットプリントで仕上げています。

オーダー制作で使われる様々な生地と技法で作る為、

生地や技法ごとで仕上がりの雰囲気の違いをお楽しみいただけます。

 

 

 

 

 

 

デザインは、広く世界の名画と謳われる絵画から、洋画・日本画を中心に選びました。

名画デザインの色彩がそれぞれの生地の素材に映え、天然素材の柔らかな手触りが心地よい商品です。

 

 

『名画ブックカバー』

サイズ:約縦16.5cm×横32cm(展開時)
※文庫本標準サイズ A6判(105mm×148mm)対応
※本の厚み:約10㎜~30㎜目安
素材:天然素材(綿・麻)
技法:天然インクジェットプリント(顔料インクジェット/豊彩色インクジェット)
価格:1,650円(税込)

 

 

 

 

京都のれんの風呂敷通販サイトではブックカバーをはじめ、今後も様々なアップサイクル商品を企画、発案し販売していきます。

ぜひお買い求めください。

 

 

 

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